ハンドボールリンクドットコムについて

ハンドボールのルール

7人(フィールドプレーヤー6人、ゴールキーパー1人)の2つのチームが、相手チームのゴールにシュートを決めることによってポイントを獲得します。 プレイヤーがボールを所持した際に、以下のようなルールがあります。

  • ボールを所持した後、プレイヤーは、ボールを味方にパスしたり、持ち続けたり、シュートすることができます。
  • ボールを所持しているとき、プレイヤーは(バスケットボールのドリブルと同様)ドリブルするか、あるいはボールを持ち続けて3ステップまで歩くるこができます。ボールの所持制限時間は3秒間です。
  • オフェンスプレイヤー、またゴールキーパー以外のディフェンスプレーヤーはゴールエリア (ゴールから6メートルの地点)内に侵入することはできません。 床に着地しなければゴールエリア内でのシュートやパスは有効です。ゴールキーパーは、ゴールエリア外でのプレーは許可されますが、ボールを持ってゴールラインを跨ぐことはできません。
  • 味方のゴールキーパーがゴールエリアにいるときに、味方のフィールドプレイヤーがそのゴールキーパーにパスをしてはいけません。

オフェンスがゴールエリアに飛び込むとき得点のチャンスが発生します。 例えば、攻撃側プレイヤーは、ゴールエリア内で床に触れる前に空中でパスをキャッチしてから、 シュートしたり、パスすることができます。

ゴールエリア

ゴールから6メートルの離れた地点がゴールエリアとなります。ゴールポストから計測して6メートル地点に半円状にラインを引き、 ゴールエリアラインの中央部分はゴールラインと平行に引きます。

ディフェンス側のゴールキーパーのみ、ゴールエリアへの侵入が許可されています。 例外として先述の通り、オフェンスが着地していなければ、ゴールエリアへの侵入は許可されます。 空中にいる間に、シュートが決まればラインクロスにはなりません。

ディフェンスがゴールエリア内に侵入して守備を行った場合はディフェンスの反則となります。

ベンチと交代エリア・交代ライン

ベンチ側のサイドラインで、センターラインから両側4.5m以内の範囲が、 各チームの交代エリアです。 交代エリアは通常、ベンチが設置されています。 チーム関係者、ベンチ入りメンバー(交代選手)、また一時退場中の選手は、このエリア内で待機します。 交代エリアは、自ゴールと同じ側に位置しています。 通常ハーフタイム中に、相手チームとベンチを交代します。

選手の交代

先述の交代エリア内において、選手はいつでも、何回でも交代することができます。 一度出場した選手が再び交代することができ、制限はありません。ただし、気を付けなければならないのが、交代の際に、出場中の選手が交代エリアからコート外に出る前に、交代するベンチ側の選手がコート内に入ってしまった場合、 コート内にいる人数は一瞬でも8人になってしまうため、不正交代となり反則です。

試合時間と勝敗について

高校生以上の標準的な試合時間は前後半30分で間に10~15分間のハーフタイムがあります。 ハーフタイムには、各チームのコートともに、チームのベンチを切り替えます。

中学生以下(海外では12~16歳)の試合では、25分ハーフ、小学生では20分ハーフで行われる試合が一般的です。 国によって試合時間の規定が異なるケースがあるようです。

公式の試合での勝敗は、各試合で決着されなければなりません。 前後半で引き分けで終わり決着がつかない場合、 延長戦が行われます。延長戦は1分間のハーフタイムを挟み5分間の前後半で行われます。 延長戦を行っても決着がつかない場合は、ペナルティスロー戦によって勝敗を決定します。

各チームは各試合中、計2回のタイムアウトを宣言する機会が与えられています。 タイムアウトは通常、チームがボールを所持しているとき、つまりオフェンスであるときに、 コールされます。 ボールが相手チームにある時は、チームがオフェンスになるまで、有効になりません。 そのためには、チームの代表者は、タイムキーパーの机の上にTマークのグリーンカードを提出します。 タイムキーパーは、その後すぐに音響信号を鳴らすことで、ゲームを中断し、時間を停止します。

スローについて

審判はオフェンスのチームに対し、各種スローの権限を与えることができます。 コート外にボールが出た時や、オーバーステップ、タイムアウト、得点のゴール等の各イベントの後に発生します。 スローは全てのケースにおいて、特定の位置から行われ、他のプレイヤーには、それに応じた位置に制限が出てきます。 また、審判のホイッスル後に行われる必要がある場合があります。

スローインオフ

スローオフは、コートの中心で行われます。投げる選手は片足で中央の線を踏んでいる必要があり、審判がゲームを再開するまで、他のオフェンスの選手たちは、自陣側のコートにいる必要があり、センターラインを越えてはいけません。 防御側プレイヤーは、ボール投げる選手から少なくとも3メートル以上離れなければなりません。 スローオフは前後半開始時と、相手チームの得点後に発生し、審判のホイッスル後に行われます。

スローイン

ボールが完全にサイドラインを越えたとき、ボールが天井に触れたとき、もしくはディフェンス側のチームが最後にボールに触れて、 ボールがゴールラインを越えた場合に、最後にボールに触っていなかったチームにスローインの権利が与えられます。 スローインの際、ボールを投げるプレイヤーはボールがサイドラインを通過した地点に足をつけて投げなければなりません。 アウターゴールラインを通過した場合は、通過した側のアウターゴールラインとサイドラインの交点(角)から投げます。 天井に当たった場合は、当たった天井の位置から最短距離のサイドライン上で行います。

ディフェンス側のプレイヤーはスローインの位置から3メートルの距離を保つ必要があります。3メートル離れない場合、審判からディフェンスプレイヤーに対し、 3メートル離れるよう指示が入ります。

スローインの際、審判のホイッスルは原則ありません。

ゴールキーパースロー

ボールがディフェンスに触れることなく、ゴールラインを越えた場合、もしくは、ボールがディフェンス側のゴールキーパーがボールに触れてゴールラインを越えた場合、 または、相手チームがゴールエリアに侵入した場合、 ディフェンス側のチームにゴールキーパースローの権利が与えられます。 ゴールキーパーは、ゴールエリア内のどこからでもスローすることができます。

スローインの際、審判のホイッスルは原則ありません。

フリースロー

審判によるゲームの中断後、フリースローによってプレーを再開します。 このスポットは相手チームのフリースローラインの外側にあるように、発生したスポットから場所を取ります。 後者の場合、スローはフリースローライン上の最も近いスポットに延期される。

フリースローは、サッカーにおけるフリーキックと同等ですが、フリースローの起点となった行為自体が、スポーツマンシップに反する行為やペナルティと見なされるわけでありません。 投げる人はディフェンスがいるにもかかわらず、ゴールを直接狙おうとする場合がありますが、まれなケースです。 ただ、フリースローが与えられ、試合の前後半が終了する場合は、直接ゴールを狙うのが通常です。

7メートルスロー

明らかな得点のチャンスがディフェンスチームの反則行為によって妨げられた場合、オフェンスチームに7メートルスローの権利が与えられます。 審判が何らかの理由で正当な得点チャンスを中断しているときにも与えられます。 ボールを投げる選手は片足を7メートルラインに着けていれば、7メートルラインより後ろの範囲でもう片方の足を動かすことができます。 ゴールキーパーは、7メートルラインから3メートルの距離を離れなければなりません。 他の全てのプレイヤーは、スローを行う選手の手からボールが離れるまで、フリースローラインの外側からフリースローラインを越えてはいけません。 投げる選手は、審判のホイッスル後にボールを投げます。

7メートルスローは、サッカーにおけるペナルティーキックにあたりますが、サッカーよりも頻繁に発生することが多いです。

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