オルテガ、日本代表とデンマーククラブの監督就任 | アンテナ

オルテガ、日本代表とデンマーククラブの監督就任

01/02 05:57
かなりご無沙汰しているうちに年が明けてしまった。
去年夏明けに開幕してから、もっとも観戦に行くチャンスのある強豪のはずのKIF Koldingがデンマーク国内リーグ戦でさえ苦戦するような凋落ぶりで、チャンピオンリーグは一次リーグで現在最下位であり、4試合残っているがプレイオフ戦にも進む可能性は低い。
対Pick Szeged戦だけ生観戦しに行ったが、惨敗ではないがレベルの違いをまざまざと見せつけられたような気がした。
あと残念な事実としては、ドイツ・キールの凋落である。チャンピオンリーグはグループで4位、ブンデスリーガでさえ一時期は5位まで落ちてたという。。今は2位にまで盛り返しているようだが。なんと、あのFilip Jichaが、経済的な理由でバルセロナに移籍したらしく、ただでさえアロン王子やRasmus Laugeが移籍してしまったので、今やキールのバック選手は手薄状態である。
 
そんな中で、最近興味深いニュースをみた。
強豪ハンガリー・ベツプレムの監督だったスペイン人アントニオ・カルロス・オルテガが日本男子代表チームの監督に就任したと聞いていたのだが、その監督がなんとKIF Koldingにも雇われることになったそうだ。
去年の7月から、アイスランド人Aron KristjansenからHenrik Kronborgに監督が代わり、それがこの低迷でKronborgを解雇することになったらしい。
わたしは個人的にはKronborgが好きで、NordsjaellandのときはあのAGも負かすというミラクルも起こしたほどでいい監督だと思うのだが、いかんせん今の結果は悪く。。
なのでこの解雇はとても残念だと思うが、このスペイン人監督がどのような采配をするのか楽しみといったら楽しみである。わりと閉鎖的なデンマーク社会に入っていけるか懸念も大きいが。
 
そして、もちろん日本代表チームの監督としてもどのように働いていくのか、その結果を知るのも興味深い。
ちょうど、1月中旬から2週間、アジア選手権がバーレーンであるらしい。上位5チームが来年の世界選手権の出場権を得るそうである。
最近アジアもカタールが世界レベルに達したし、イランやサウジアラビアなども強くなって、かつて強豪国だった韓国でさえ去年の世界選手権には出られなかったほどである。5チームの枠の中に入るのもそう容易ではないらしい。
日本チームは、デンマークとはまた違う意味で難しいチームだと思う。
  
日本とデンマークと、まったくタイプの異なるチームをどのように両立して采配していくのか、アントニオ・カルロス・オルテガ監督に注目していきたい。

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