ウォーミングアップとウォーミングダウンの大切さ | アンテナ

ウォーミングアップとウォーミングダウンの大切さ

02/05 23:42

ウォーミグアップとウォーミングダウンの大切さ・・・
多くのジュニア指導者は、ここが行き届かないのでは??
というご指摘がありました・・・試合が終わると、審判に走っていくコーチや監督の姿(笑)
ミーティングもそこそこそでおわってしまう・・・
そんな光景をみたことはありませんか??では、日本体育協会でどのように指導しているのでしょうか・・・
少し研鑽してみましょうジュニア時期におけるウォーミングアップの目的は??一つは生理的なものの準備の他に、心理的なものの準備を有する必要生がアップ作業です。
心の準備をし、チームの一体感を盛り上げる!!という作用こそが、もっとも大切なことです。
怒鳴ったり、急な作戦変更ではありません。
従って、試合前にはウォーミングアップに時間をかけて、心理的に盛り上げていく手続きが、生理的目的である身体の準備と共に必要なのです。日本のウォーミングアップは時間をかけすぎている!!、と海外のスポーツ指導者は指摘しています。
目的は主運動で、いかに良いパフォーマンスを出せるか・・・が大事なことであり、主運動に必要なエネルギーをウォーミングアップで使いすぎないように考慮するべきです。
体温の上昇のためにはおおよそ15分程度であれば良い!!と指導しています。では、ウォーミングダウンの目的は??運動で使った筋肉やその他の器官を安静時の状態に戻すこと。
一般的にはストレッチやジョギングなどか有効です。
出来るだけ早く、安静時のレベルに戻し、運動による疲労を回復させることも目的の1つであります。
具体的には、身体の血液分泌の正常化、つまり運動中止によって起こる下肢の血液停滞による貧血を防ぐために、ジョギングやウォーキングをしながら徐々に身体を休めていきます。
運動により身体に蓄積される無機リン酸、水素、アンモニア、乳酸などの代謝産物を早く除去する必要があります。
その為には急に運動を中止しないで、積極的休息という方法を用いて身体を平常値にもどすことです。
だから、激しい運動後に座ってしまったり、伏せてしまったり、止まったままの状態ではなく、むしろ歩くことが必要です。ウォーミングダウンの方法として、一日の練習や試合の最後はジョギングがもっとも効果的です。
1日に何試合も行うようなスポーツであれば、試合と試合の間にストレッチを含むスポーツマッサージが次の試合の準備に最も有効なダウンとされています。これは小学生も中学生も一緒です。
大会を時間通りにこなすことで良かれ・・・ということではなく、子供達の将来のために、ウォーミングダウンの作業は保護者の皆さんにお願いしても、取り組んで欲しいと思います。



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