本当の勝敗

僕がスポーツクラブ（ハンドボール）を立ち上げたのは
ただ単純にハンドボールが好きだ～ということではなく
家庭内の虐待や陰湿ないじめ、学校での孤独感･･･
という問題に勝っていける子供達や大人を作っていくのが目的です。
クラブを運営していることで、地域はもちろん、学校関係者のみなさん
そして親御さんたちと、一緒になって子育てに関われることを1番としています。
なので、ハンドボール談義で花が咲くことはありません（笑）
小学生の子供達に、中学生になってもハンドボールを続けて欲しい!!
それが、ハンドボールというスポーツへの期待です。
あとは、中学生の先生方の考え方に任せています。
願わくば、ここまで育てた我が子を飢え死にさせるなよ～
高校に行っても、ハンドボールを続けたい!!という、意欲だけを植え付けてくれよ･･･そんなところでしょうか（汗）子育てというものは、100人いたら100通りあるものです。
プイベートに触れたいとは思いませんが･･･
子供の命というものは、どんな子も素直なものです。
親が心配すれば、子供も心配するし
親が楽しいと、子供も楽しいものです。
親が苦労している姿をみて、子供は奮起するものです。
親が必死で応援している姿を見て･･･子供は頑張れるわけです。十数年前に、私の知人が癌でなくなりました。
そのご長男は、そんな父の生ざまをみて、医者になりました。
癌を治したいと･･･僕は子供の様子を見ながら指導をしています。
元気ないな～と言う子は、必ず原因があります。
そこを励ますことです。
親御さんも同じです。
子供で悩んでいる方はたくさんいます。
話して楽になる方もいますし、アドバイスを聞いて
安心する方もいます。めんどくさい作業ですが･･･人間を育てるということは
そういうことだと思います。
僕がハンドボールを続けてぶれないのは
この一点が基本だからです。そこにクラブ運営の勝敗がついてくると思っています。