この記事を書き終えようとする間際に、文書が誤作動によりdeleteされたことは単なる偶然か・・・
さて。手短に要点を述べたほうが良さそうです。
「そだねー」は、これからの慣習を大きく変えていくための、合言葉になることを願って。
カーリングチーム ロコソラーレ北見は、オリンピック競技を通じて、
多くの希望と気付きを私に与えてくれたと思っています。
それは、意思決定までの過程(プロセス)に何が必要か、ということでした。
対等・・・4名の選手が、それぞれの立場に優劣をつけていないこと
率直・・・4名の選手が、それぞれの考えを伝えていること
誠意・・・4名の選手が、お互いの考えや意見に傾聴すること
尊敬・・・4名の選手が、お互いを認め合うこと
それを常にコミュニケーションの場で大事にすることが
「そだねー」の一言にまとめられていったのだと、私は感じました。
そこには、「否定」や「自己主張(押し付け)」といった様子は感じられず、
チームとしての、意見や方針を
納得して共有したという「合言葉」であった!
ということを、強く感じることとなったのです。
もちろん、共有された意見や方針通りに、結果がでるとは限りません。
イレギュラーありきのコミュニケーションであったことも重要です。
だからこそ、上記の意思決定プロセスの重要さが、より必要となるのだと、
感じ得ました。
以上が、私カントクに、「そだねー」ぷち論をここに書き留める動機となった理由となります。
日常社会や会社組織、友人関係、経済活動、その他諸々の場面で根深く広がる悪しき慣習に苦しみ、
傷つき、それでも闘っている、多くの人の支えと気付きにつながることを祈って。