5か月ぶりに生観戦しにいってきた。
チャンピオンリーグ戦の、KIF Kolding Koebenhavn-Barcelonaである。
しかも、以前よく一緒に観戦に拉致っていた妹分同伴で。彼女にとっては、かれこれ2年ぶりとかではないだろうか。
最近、リーグ戦は面白くないと、生観戦に食指が動かなかったわたしも、対バルセロナ戦は別。
スペインのプレーメーカー、Paul Entrerriosとか、
カモシカ足でショーツが何気に短いディフェンダー、Viran Morrosとか、、
マケドニアのKiril Lazarov(5年前とかスター選手だったけど、もう34歳)や、フランスのポストバックCedric Sorhaindo、アイスランド人サイドGudjon Sigurdssonもいるのだ。(キールに移籍したのもつい最近と思っていたのに、、、いつのまに、、である。)そうそう、デンマーク人のテクニシャンのポストバックJesper Noeddesboもいる。(おまけっぽい感になってしまうが。)
すでにお腹いっぱいという感じであるが、このひとなしではバルセロナは語れない。
フランスの世界一プレーヤー、Nikola Karabatic!!!
今年のヨーロッパ選手権でかつてのKarabaticが戻り、生で観て感激したが、今回もまたかっこよかった。
守りも強ければ、攻めも強いという、両刀遣いである(使い方間違ってる?)。
あの肉体が飛び込んできたら、ひとかたまりもない。
実際、Karabaticが倒れたときには、「ドスン」というものすごい音が、かなり離れた観客席にまで聞こえてきたほどだった。
そんな豪華メンバーを相手に、とてもかなうわけないだろうと思っていたが、やはりホームの意地なのか、Bo Spellerbergの「俺がやったるぜ」という気迫のおかげと、またわたしの好きなキーパーMarcus Clervery、2番手なのに今日はものすごくがんばってくれ、なんとか点差を広げず終盤には1点差まで詰めるという接戦にもつれこんだのだった。
最後の40秒で1点差で、バルセロナボールだったが、なんとかMarcus Clerveryがボールをとめ、最後の最後でKoldingが7メートルで同点にし、奇跡的に引き分けで終わったのである。
引き分けで大狂喜のムードに包まれた。
わたしとしては、正直勝敗にはあまり関心がなかったけれど、バルセロナのスター選手たちを生でみることができたのと、60分間常に緊迫した面白い試合を観戦できたのと、また会場の臨場感もたっぷり感じることができ、大満足だった。
チケットを買ったときにはすっかり出遅れたために120krという一番安いチケットを買うことになったが、選手の顔がきっちり認識できるほど、支障のない距離でみることができたのもラッキーだった。
休憩中の写真。小さな上、ぶれぶれであるが、Nikola Karabaticがシュートを打とうとしているところ。